油をきれいにする方法で片栗粉の割合は?失敗しないやり方を解説

片栗粉 揚げ油の処理・再利用
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揚げ物の後の油を片栗粉できれいにしたいけれど、片栗粉と水は何対何で混ぜればいいのか気になりますよね。

実は、基本の割合を覚えておけば、初めてでも失敗しにくくなります。

この記事では、片栗粉と水の割合や手順、失敗しないコツを紹介します。

油をキレイにするための片栗粉と水の割合

では、まずは片栗粉と水の割合について紹介しますね。

片栗粉と水の割合は1:1が基本

揚げ物の後の油を片栗粉できれいにするときは、片栗粉と水を1:1の割合で混ぜるのが基本です。

水溶き片栗粉を作って温かい油に加えることで、細かな揚げカスがまとまりやすくなり、取り除きやすくなります。

「少し固すぎるかな」と感じる場合は、水を少し増やして片栗粉1:水1.5程度にしても構いません。ただし、水を入れすぎると油はねの原因になるため、少しずつ調整するようにしましょう。

基本は片栗粉大さじ1に対して水大さじ1

基本の割合は、片栗粉大さじ1に対して水大さじ1です。

まず小さな器に片栗粉と水を入れ、ダマがなくなるまでよく混ぜて水溶き片栗粉を作ります。この割合なら粘りが出やすく、油の中で揚げカスをまとめやすくなります。

水が少なすぎると片栗粉が均一に混ざりにくくなり、多すぎると油はねしやすくなるため、まずは1:1を目安にすると失敗が少ないでしょう。

油の量別の目安

使用する油の量によって、片栗粉と水の量も同じ割合で増やします。

油の量片栗粉
200〜300ml大さじ1大さじ1
400〜500ml大さじ2大さじ2

上記はあくまで目安です。

鍋の大きさや油の汚れ具合によって、必要な量は多少前後します。まずは基本の1:1を基準にし、揚げカスが多い場合は片栗粉と水を同じ割合で少し増やすとよいでしょう。

割合を守ることで、片栗粉が揚げカスをまとめやすくなりますよ。

片栗粉で油をきれいにする手順

片栗粉を使えば、揚げ物で残った細かな揚げカスを簡単にまとめられます。

失敗しないポイントは、油の温度が少し下がってから水溶き片栗粉を入れ、最後までしっかり冷ますことです。手順に沿って進めれば、初めてでも簡単に油をきれいにできます。

準備するもの

作業を始める前に、次のものを用意しましょう。

  • 片栗粉
  • 小鉢(水溶き片栗粉を作るため)
  • 菜箸
  • オイルポット(保存する場合)

あらかじめ片栗粉と水を混ぜて、水溶き片栗粉を作っておくとスムーズです。

手順① 火を止めて約1分待つ

揚げ物が終わったら火を止め、油の温度を150〜160℃程度まで下げます。

高温のまま水溶き片栗粉を入れると、油がはねてやけどをする危険があります。油温計がない場合は、火を止めて1分ほど置き、油の勢いが落ち着いてから作業を始めましょう。

既に油が冷たくなっている場合は、再度揚げ物鍋を火にかけて、油の温度を150℃程度まで上げてくださいね。

手順② 水溶き片栗粉をゆっくり入れる

水溶き片栗粉をもう一度軽く混ぜてから、鍋全体に円を描くようにゆっくり流し入れます。

一度に勢いよく入れず、少しずつ加えると油はねを抑えやすくなります。

手順③ 軽くかき混ぜて、完全に冷まして塊を取り除く

水溶き片栗粉を入れたら、菜箸で2〜3回ほど軽くかき混ぜます。

強く混ぜる必要はなく、片栗粉が油全体に行き渡り、揚げカスとなじむ程度で十分です。

その後はそのまま油が完全に冷めるまで待ちましょう。冷めると、片栗粉が揚げカスを包み込んだ塊になるので、菜箸で取り除きます。

最後に、きれいになった上澄みの油だけをオイルポットなどの保存容器へ移せば完了です。

なお、油の色が濃く変色していたり、酸化したようなにおいがしたりする場合は、片栗粉で揚げカスを取り除いても油自体の劣化は改善できません。そのような油は無理に再利用せず、適切に処分しましょう。

片栗粉で油がきれいになる理由

片栗粉を入れるだけで油がきれいになるのは、不思議に感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、片栗粉に含まれるデンプンの性質を利用することで、油の中に残った細かな揚げカスをまとめて取り除きやすくしています。

ただし、片栗粉で取り除ける汚れには限りがあります。再利用できる油かどうかを判断するためにも、どこまできれいになるのかを知っておきましょう。

デンプンが揚げカスをまとめるため

片栗粉の主成分であるデンプンは、水と混ぜて加熱すると粘りが出る「糊化(こか)」という性質があります。

この糊化したデンプンが油の中に広がることで、細かな揚げカスや衣のくずを包み込み、一つの塊にまとめてくれます。

そのため、網や菜箸では取り除きにくい小さな揚げカスも、一緒に取り除きやすくなるのです。

取り除ける汚れ・取り除けない汚れ

片栗粉は、油の中の汚れをすべて元どおりにできるわけではありません。

取り除けるものと取り除けないものを知っておくと、油を再利用するかどうか判断しやすくなります。

片栗粉で取り除けるもの

  • 揚げカス
  • 細かな衣のくず
  • 油の中に残った細かな汚れ

片栗粉では取り除けないもの

  • 熱や空気によって酸化した油
  • 劣化して風味や品質が落ちた油

油の色が濃く変色していたり、酸化したようなにおいがしたり、加熱したときに細かい泡がなかなか消えなかったりする場合は、油が劣化しているサインです。

片栗粉で揚げカスを取り除いても油そのものが新しくなるわけではないため、そのような場合は無理に再利用せず、新しい油に交換することをおすすめします。

片栗粉以外で油をきれいにする方法

片栗粉は手軽に揚げカスを取り除ける方法ですが、油の使い方や再利用する頻度によっては、ほかの方法が向いている場合もあります。

それぞれ特徴が異なるため、自分に合った方法を選びましょう。

方法特徴おすすめの人
油こし紙揚げカスをろ過して取り除けるたまに揚げ物をする人
オイルポットろ過しながら保存できる油を繰り返し使いたい人
フィルター付きオイルポット細かな揚げカスや汚れを取り除きやすい油を長く再利用したい人
油凝固剤油を固めて処分できる再利用せず捨てたい人

油こし紙

油こし紙は、使用後の油をろ過して揚げカスを取り除く方法です。

手軽に使えるうえ、比較的安価なので、揚げ物をする機会が少ない家庭にも向いています。ただし、細かな汚れや油の劣化を改善するものではありません。

オイルポット

オイルポットは、使用後の油を保存するための容器です。

ろ過機能が付いたタイプなら、揚げカスを取り除きながら保存できます。油を繰り返し使うことが多い方におすすめです。

フィルター付きオイルポット

活性炭フィルターなどが付いたオイルポットは、細かな揚げカスやにおいの原因となる成分を取り除きやすいのが特徴です。

初期費用やフィルター交換のコストはかかりますが、油をできるだけきれいな状態で再利用したい方に適しています。

油凝固剤

油凝固剤は、使用後の油を固めて処分するための商品です。

油を再利用するためではなく、処分を目的としたアイテムなので、「もう使わない油を安全に捨てたい」という場合に便利です。

どの方法を選ぶのがおすすめ?

揚げ物をする頻度や油の使い方によって、適した方法は異なります。

  • 家にあるもので手軽にきれいにしたいなら、片栗粉
  • 油をろ過して再利用したいなら、油こし紙やオイルポット
  • できるだけ長く再利用したいなら、フィルター付きオイルポット
  • 再利用せず処分したいなら、油凝固剤

それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。

FAQ

きれいになった油は何回使えますか?

油の再利用は、回数ではなく油の状態で判断しましょう。色が濃い、酸化したにおいがする、細かい泡が消えにくい場合は交換のサインです。

片栗粉の塊はどう捨てますか?

油が完全に冷めたら塊を取り出し、新聞紙やキッチンペーパーで包んで可燃ごみとして処分します。分別方法は自治体のルールを確認してください。

片栗粉の代わりになるものはありますか?

小麦粉やコーンスターチでは、片栗粉と同じような効果は期待しにくいです。揚げカスをまとめやすくするには、片栗粉を使うのがおすすめです。

まとめ

片栗粉を使った油の掃除は、基本のポイントを押さえれば簡単にできます。

  • 片栗粉と水の割合は1:1が基本
  • 油の温度が150〜160℃程度まで下がってから水溶き片栗粉を入れる
  • 軽くかき混ぜてから、完全に冷めるまで待つ
  • 片栗粉で取り除けるのは揚げカスなどの細かな汚れ
  • 酸化した油や劣化した油は元に戻らないため、状態を見て再利用するか判断する

片栗粉があれば、特別な道具がなくても手軽に油をきれいにできます。揚げ物の後片付けを少しでもラクにしたい方は、ぜひ試してみてください。

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