「揚げ物は好きだけど、後片付けが面倒で作る気になれない……」
油の処理や揚げ鍋洗い、コンロ周りのベタベタ掃除など、揚げ物は作るより片付けのほうが大変だと感じる人も多いですよね。少量の揚げ物でも、終わった後はちょっとした大仕事です。
それでも、おうちで食べる揚げたてサクサクの唐揚げやフライは格別。「食べたいけど作りたくない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、揚げ物が大好きで週に1〜2回は揚げ物を作っている私が、揚げ物後の片付けを少しでもラクにする方法を実体験を交えながら紹介します。
揚げ物を諦めるのではなく、片付けの負担を減らして、もっと気軽に楽しめるようになりましょう。
なぜ揚げ物の片付けはめんどくさいのか
「揚げたての唐揚げやフライは好きだけど、家で作るのはちょっと気が重い……」
そんなふうに感じている方は多いのではないでしょうか。
実際、揚げ物そのものはそれほど大変ではなくても、その後の片付けに時間と手間がかかります。
私も主婦歴20年になりますが、今でも揚げ物を作る前に「片付けが面倒だな……」と思うことがあります。
特に負担に感じやすいのが、
- 油はね掃除
- 油の処理
- 揚げ鍋洗い
- 網やバットなどの洗い物
- シンクやスポンジの汚れ
です。
ここでは、揚げ物の片付けが面倒に感じる理由を見ていきましょう。
油はね掃除が意外と大変
揚げ物をすると、コンロ周りだけでなく、壁や調味料ボトルなどにも細かい油が飛び散ります。
揚げた直後は気にならなくても、そのまま放置するとベタベタした汚れになり、掃除が大変になることもあります。
食後にゆっくりしたいタイミングで掃除をしなければならないのが、面倒に感じる理由のひとつです。
油の処理に悩む
揚げ物の後に残る油の処理も、多くの人が負担に感じています。
油が冷めるのを待ったり、凝固剤を使ったり、キッチンペーパーに吸わせたりと、意外と手間がかかるんですよね。
「今日は疲れたから明日にしよう」と思って、そのまま鍋を置いてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
揚げ鍋洗いは思った以上に重労働
油を処理した後は、揚げ鍋を洗わなければなりません。
揚げ物用の鍋はサイズが大きく、油汚れも落ちにくいため、普通の食器を洗うより手間がかかります。
何度も洗剤をつけ直したり、お湯を使ったりすることもあり、それだけでひと仕事です。
網やバット、菜箸まで油でベタベタになる
実は、揚げ物の片付けで見落としがちなのが、周辺の調理器具です。
揚げた食材を置く網やバット、衣を付けるときに使った菜箸なども、油でベタベタになっています。
特に網は細かい隙間に油が入り込みやすく、スポンジだけではなかなか汚れが落ちません。
鍋だけ洗えば終わりではなく、気づけば洗い物がどんどん増えているのも、揚げ物が面倒に感じる理由です。
シンクやスポンジまで油で汚れる
揚げ鍋や網を洗うと、今度はシンクやスポンジまで油で汚れがちです。
鍋をきれいにしたつもりでも、シンクのベタつきが気になって追加で掃除をすることもあります。
このように、揚げ物の片付けは「油の処理」だけでは終わりません。
掃除、鍋洗い、調理器具の洗浄、シンク掃除まで次々と作業が発生するため、「揚げ物は好きだけど作りたくない」と感じてしまう人が多いのです。
揚げ物の片付けをラクにする5つのコツ
揚げ物の片付けが面倒だからといって、毎回お惣菜や冷凍食品に頼るのは少し寂しいですよね。
私も揚げる作業自体は苦ではないのですが、片付けは今でも好きではありません。
ただ、いくつか工夫をするようになってからは、以前ほど「今日は揚げ物だから憂うつ……」と思わなくなりました。
ここでは、私が実践している片付けをラクにするコツをご紹介します。
油を使いすぎない
揚げ物というと、たっぷりの油を使うイメージがありますよね。
でも、少量の油で作れるメニューなら、揚げ焼きにしてしまうのもひとつの方法です。
使う油が少なければ、その後に処理する油も少なくなります。
鍋に残る油が少ないだけでも、片付けの負担はかなり変わりますよ。
揚げる前に新聞紙やキッチンペーパーを準備しておく
揚げ物が終わってから慌てて準備を始めると、それだけで面倒に感じてしまいます。
私は揚げ始める前に、新聞紙やキッチンペーパー、ごみ袋などをあらかじめ用意しておくようにしています。
後片付けの流れがスムーズになるので、意外とおすすめです。
油が温かいうちにサッと拭く
コンロ周りの油汚れは、時間が経つほど落としにくくなります。
食後にまとめて掃除しようとすると、ベタベタ汚れにうんざりしてしまうことも。
そのため私は、天ぷら鍋の油を冷ましている間に、コンロ周りだけでも軽く拭いておくようにしています。
完全に掃除しなくても、後がかなりラクになりますよ。
コンロ周りにガードを使う
揚げ物をすると、思っている以上に油が飛び散っています。
コンロ周りの掃除が面倒な方は、油はねガードを使うのもおすすめです。
後から掃除する範囲が減るので、「壁までベタベタ……」というストレスを減らせます。
揚げ物専用鍋を使う
私は以前、家にある普通の鍋や深型フライパンで揚げ物をしていました。
ですが、揚げ物専用鍋を使うようになってから、油の量や後片付けがずいぶんラクになったと感じています。
コンパクトな専用鍋なら少ない油で済みますし、洗う面積も少なくて済みます。
「揚げ物=大きな鍋」というイメージがある方は、一度見直してみるといいかもしれません。
そのほかにできる片付けラク家事アイデア
ここからは、私が実際に試して「これはラクだった」と感じた方法を紹介します。
すべてを取り入れる必要はありませんが、自分に合いそうなものがあれば試してみてくださいね。
油はねを減らす工夫をする
油はねが減るだけで、後片付けはかなりラクになります。
例えば、
- 食材の水分をキッチンペーパーで拭いておく
- 適切な温度で揚げる
- オイルスクリーンを使う
といった方法があります。
特に冷凍食品や水分の多い食材は、油はねしやすい印象です。
油処理をラクにするアイテムを活用する
油の処理が一番面倒という方も多いですよね。
そんなときは、
- 固めるテンプルなどの凝固剤を使う
- 牛乳パックに新聞紙やキッチンペーパーを詰めて吸わせる
といった方法があります。
自分に合った方法を見つけるだけでも、揚げ物へのハードルはかなり下がります。
洗い物をできるだけ減らす
揚げ物の後は、鍋以外にも網やバット、菜箸など洗い物がたくさん出ます。
私は面倒なときは、
- バットにアルミホイルやクッキングシートを敷く
- 新聞紙で代用する
- 必要以上に調理器具を増やさない
ことを意識しています。
少し地味な工夫ですが、洗い物が減るだけでも気持ちはかなりラクになります。
揚げ物の片付けは、ひとつの工夫で劇的に変わるというよりも、小さな工夫の積み重ねでラクになっていくものです。
「揚げ物は好きだけど片付けが嫌」という方は、できそうなものから取り入れてみてくださいね。
一番面倒な油処理を簡単にする方法
揚げ物の片付けの中でも、特に面倒なのが油の処理ではないでしょうか。
私も揚げ物を始めた頃は、「この油、どうすればいいの?」と毎回悩んでいました。
油をシンクに流すわけにはいきませんし、放置すると場所も取ります。
ただ、油の処理方法はいくつかあるので、自分に合った方法を見つけるとかなりラクになりますよ。
ここでは、家庭でよく使われている油処理の方法を紹介します。
手軽に処理したいなら油凝固剤
揚げ物をあまりしない方や、その都度処分したい方に人気なのが油凝固剤です。
使い方はとても簡単で、温かい油に入れて混ぜるだけ。
油が固まったら、そのまま可燃ごみとして捨てられます。(捨てる場合は、お住まいの地域のごみ処分方法を参考にしてくださいね。)
私も「今日はもう油を使わないな」というときは、この方法を使うことがあります。
後片付けがシンプルなので、揚げ物初心者でも取り入れやすい方法です。
油を繰り返し使うなら油こし器
週に何度か揚げ物をする家庭なら、油こし器を使う方法もあります。
使用後の油をこして保存しておけば、次回の揚げ物にも使えます。
毎回油を捨てなくて済むので、経済的なのもうれしいポイントです。
我が家では揚げ物をする機会が多いため、油こし器を使うことで油の処理回数そのものが減りました。
ただし、定期的に油を交換する必要はあります。
家にあるもので処理するなら牛乳パック
できるだけお金をかけたくない場合は、牛乳パックを使う方法もあります。
牛乳パックの中に新聞紙やキッチンペーパーを詰め、冷ました油を吸わせる方法です。
特別な道具を用意しなくてよいので、手軽に始められます。
ただし、一度に大量の油を入れると漏れることもあるため、少しずつ吸わせるようにすると安心です。
私が感じるそれぞれのメリット
どの方法にもメリットがありますが、
- 手軽さ重視なら「油凝固剤」
- 油を再利用したいなら「油こし器」
- コストを抑えたいなら「牛乳パック」
というイメージです。
実際には、揚げ物の頻度や使う油の量によって使いやすい方法は変わります。
「油の処理が面倒だから揚げ物をしたくない」と感じている方は、まずは自分に合った油処理方法を見つけるところから始めてみてくださいね。
揚げ物の片付けがラクになる便利アイテム
揚げ物の片付けは、ちょっとした道具を取り入れるだけでも負担が変わります。
以前は「揚げ物をしたい気持ち」と「片付けたくない気持ち」の間でよく悩んでいました。
特に面倒だったのが、油処理やコンロ周りの掃除、揚げ鍋洗いです。
ですが、便利アイテムを使うようになってからは、以前より気軽に揚げ物を作れるようになりました。
ここでは、私が「片付けがラクになった」と感じているアイテムをご紹介します。
オイルスクリーンで油はね掃除を減らす
揚げ物をすると、思っている以上に油が飛び散ります。
コンロ周りはもちろん、壁や調味料ボトルにも細かな油が付着していることがあります。
そんなときに便利なのがオイルスクリーンです。
鍋の上に被せるだけで油はねを抑えられるので、調理後の掃除がかなりラクになります。
我が家でも使っていますが、以前ほどコンロ周りのベタつきが気にならなくなりました。
掃除の手間を減らしたい方には取り入れやすいアイテムだと思います。
オイルポットがあると油処理がラクになる
揚げ物の片付けで一番面倒なのが油の処理という方も多いですよね。
そんな方におすすめなのがオイルポットです。
使用後の油をこして保存できるため、毎回処分する必要がありません。
我が家でも揚げ物をする頻度が高いので、油を再利用できるのはとても助かっています。
油を捨てる回数が減るだけでも、揚げ物へのハードルはかなり下がりますよ。
ステンレス製のカス揚げがあると後片付けがラク
あまり目立たないアイテムですが、揚げ物をよくするならステンレス製のカス揚げも便利です。
揚げ物をしていると、衣のかけらや細かな揚げカスが油の中に残ります。
そのままにしておくと油が汚れやすくなり、油こしや油処理の手間も増えてしまいます。
ステンレス製のカス揚げがあれば、揚げながら揚げカスを取り除けるので、油をきれいな状態で保ちやすくなります。
また、ステンレス製は油汚れやカスが落としやすく、お手入れしやすいのも魅力です。
派手なアイテムではありませんが、揚げ物をよくする家庭ほど便利さを実感しやすいと思います。
コンパクトな揚げ物鍋を使う
揚げ物鍋を見直すだけでも、片付けはラクになります。
最近は少ない油で揚げられるコンパクトな揚げ物鍋も増えています。
使う油の量が少なくなれば、その後に処理する油も減ります。
さらに鍋自体が小さいので洗いやすく、収納スペースも取りにくいのが魅力です。
我が家でも以前より小さめの鍋を使うようになりましたが、洗い物の負担がかなり減ったように感じています。
便利アイテムを上手に活用しよう
揚げ物の片付けは、ひとつのアイテムだけですべて解決するわけではありません。
ですが、
- オイルスクリーンで油はねを減らす
- オイルポットで油処理をラクにする
- ステンレス製のカス揚げで油をきれいに保つ
- コンパクトな揚げ物鍋で洗い物を減らす
といった工夫を組み合わせることで、片付けの負担はかなり軽くなります。
「揚げ物は好きだけど、後片付けが面倒……」
そんな方は、自分が一番負担に感じている部分から便利アイテムを取り入れてみてくださいね。
それでも揚げ物の片付けが嫌な人へ
ここまで、揚げ物の片付けをラクにする方法をご紹介してきました。
でも、
「いや、それでも面倒なんだけど……」
と思った方もいるのではないでしょうか。
私も同じです。
どんなに工夫をしても、揚げ物の後には片付けが待っています。
だからこそ、最近は「片付けをラクにする」だけでなく、「片付けそのものを減らす方法」を選ぶ人も増えています。
少量の油で揚げ焼きにする
揚げ物というと、たっぷりの油を使うイメージがありますよね。
でも、メニューによっては少量の油で揚げ焼きにすることもできます。
使う油が少なければ、処理する油も少なくなりますし、鍋ではなくフライパンで調理できるため洗い物もラクです。
「揚げ物は食べたいけれど、片付けは最小限にしたい」
そんな日に取り入れやすい方法です。
冷凍揚げ物を活用する
最近の冷凍揚げ物は種類も豊富で、味もおいしくなっています。
下ごしらえや衣付けの手間がなく、商品によってはオーブントースターや電子レンジで調理できるものもあります。
揚げ物を一から作るよりも、準備や後片付けの負担を減らせるのが魅力です。
忙しい日や疲れている日は、無理をせず頼ってみるのも良いと思います。
ノンフライヤーを使う
片付けをできるだけ減らしたいなら、ノンフライヤーも選択肢のひとつです。
油をほとんど使わないため、
- 油はねが少ない
- 油処理が不要
- コンロ周りが汚れにくい
というメリットがあります。
揚げ物に比べると食感は少し変わりますが、「片付けをラクにしたい」という方には人気の方法です。
お惣菜や宅配を利用する
毎回手作りにこだわらなくても大丈夫です。
スーパーのお惣菜や宅配サービスを利用すれば、揚げ物を楽しみながら片付けの負担を大幅に減らせます。
私も忙しい日はお惣菜に頼ることがあります。
その分、時間や気持ちに余裕がある日に手作りを楽しめば十分だと思っています。
揚げ物を楽しむ方法はひとつではない
揚げ物が好きだからといって、毎回たっぷりの油で作る必要はありません。
揚げ焼きにしたり、冷凍揚げ物を活用したり、ノンフライヤーを使ったり。
ときにはお惣菜や宅配に頼る日があっても良いと思います。
大切なのは、片付けの負担で揚げ物そのものが嫌にならないことです。
自分に合った方法を選びながら、無理なく揚げ物を楽しんでくださいね。
FAQ
揚げ物の油は何回くらい使い回せますか?
油の状態にもよりますが、一般的には3〜4回程度が目安とされています。
我が家では揚げ物をした後に揚げカスを取り除き、オイルポットで保存しています。
ただ、色が濃くなったり、ニオイが気になったりしたときは、新しい油に交換するようにしています。
揚げ物の油をシンクに流しても大丈夫ですか?
油をシンクや排水口に流すのはおすすめできません。
排水管の詰まりやトラブルの原因になることがあります。
使い終わった油は、油凝固剤で固めたり、新聞紙やキッチンペーパーに吸わせたりして処分しましょう。
自治体によってルールが異なる場合もあるため、お住まいの地域の案内も確認してみてください。
少量の油でも揚げ物は作れますか?
メニューによっては可能です。
唐揚げやフライなどは、フライパンで揚げ焼きにすることで油の量を減らせます。
ただし、厚みのある食材は少し注意が必要です。
私も揚げ焼きをすることがありますが、鶏肉や厚めのとんかつなどは、中まで火が通るのに時間がかかることがあります。
かといって加熱時間を長くすると、今度は表面が焦げてしまうこともありました。
そのため、我が家では薄めのお肉や魚、冷凍フライなど比較的火が通りやすい食材を揚げ焼きにすることが多いです。
ノンフライヤーなら片付けはラクになりますか?
揚げ物と比べると、かなりラクになります。
油を大量に使わないため、油処理や油はね掃除がほとんどありません。
私自身は揚げ物特有の食感が好きなので使い分けていますが、「片付けを少しでも減らしたい」という方には便利な選択肢だと思います。
油ハネ防止ネットを使うと、揚げ物はベチャッとなりませんか?
基本的には問題ありません。
油ハネ防止ネットは、油の飛び散りを防ぎながら蒸気は逃がせる構造になっています。
そのため、通常のフタのように蒸気がこもりにくく、揚げ物のサクサク感を損ないにくいのが特徴です。
コンロ周りの掃除を少しでもラクにしたい方は、試してみる価値があると思います。
まとめ
揚げ物の片付けがめんどくさいと感じるのは、あなただけではありません。
油の処理や揚げ鍋洗い、コンロ周りの掃除、網やバットの洗い物など、揚げ物には意外とたくさんの後片付けがついてきます。
私も揚げ物は大好きですが、「今日は片付けが面倒だからやめておこうかな」と思う日が今でもあります。
ただ、
- 油処理の方法を見直す
- 洗い物を減らす工夫をする
- 便利アイテムを活用する
- 揚げ焼きやノンフライヤーを取り入れる
といった方法を知ってからは、以前より気軽に揚げ物を楽しめるようになりました。
すべてを一度に取り入れる必要はありません。
まずは「これならできそう」と思ったものから試してみてくださいね。
少しでも片付けの負担が減って、おうちで揚げたての美味しい揚げ物を楽しむきっかけになれば嬉しいです。

コメント